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ノーグハルト

ノーグハルト

謎に包まれている塔タナトスタワーと天然の要塞アビスレイクを含めた、シュバルツバルド共和国の首都ジュノーの北東一帯は、ノーグハルト地域と呼ばれている。
ノーグハルトは「近付き難い危険な地域」という意味で、タナトスタワーとアビスレイクという二つのダンジョンの存在を物語っている。ノーグハルトはジュノーとフィゲルを結ぶ要所であるが、この二つのダンジョンがあるため人通りの少ない閑散とした地域となっている。

ノーグハルト

謎に包まれている塔「タナトスタワー」

ジュノーの北の大地にそびえ立つ、12層からなる巨大建造物「タナトスタワー」。
この塔の建造の由来には多数の説があるが、「人間界の侵略を目論んだ魔王モロクを封印した魔剣士タナトスを称えるため」というのが定説となっている。

タナトスタワーは人の手が入らず長きにわたり未知の建造物として存在し続けた。しかし、レッケンベル社とジョンダイベント社により、その内部を人の目にさらされることになったのである。尚、タナトスタワー上層部の探索を行った際に、強い光の柱が発生し探索員数十名が命を落とす大惨事が起きたことは記憶に新しい。それを天使たちの下した天罰と噂する者もいたようだ。

天然の要塞「アビスレイク」

竜の棲む深青なる湖「アビスレイク」。
シュバルツバルド共和国の北西に広がる荒れた灰色の大地と、玄武岩がむき出しとなっている南側の赤い大地の中間に位置するこの湖は、周囲を覆う緑と青く美しい水、中央に存在する奇妙な形の島で構成されている。

湖近辺には竜族が群れをなして生息しており、容易に近づくことはできない。
最近では、竜が金銀財宝を目当てに飛行船を襲撃する事件が起きている。

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