第3章：オンラインゲームの醍醐味 ～ほぼ無限に広がり続けている世界を、ざっくりと2～3個に分けてみました。～
1節 オンラインゲームってどんなことをして遊べるの？
では実際、オンラインゲームとはどんなことをして遊ぶものなのでしょうか？
大まかに分けると＜誰かと「協力」して遊ぶ＞か、もしくは＜誰かと「対戦」して遊ぶ＞かの2つに分けることができます。
もちろん、ひとつのゲームでその両方を楽しめる、お得なものもありますが、とりあえずはこの2つに分けてみましょう。
2節 見知らぬ誰かと旅してみたい「協力プレイ」
あなたは今、モンスターと戦っています。
でも、めっちゃ強い。ヤバい、負けそう！ピンチ！誰か助けてええぇぇ！
そんなときに、見知らぬプレイヤーが現れて、いともたやすくそのモンスターをバサリとやっつける。
またその逆で、困っているプレイヤーの目の前に、颯爽とあなたが現れて、その人のピンチを救うこともあります。ちょっとしたヒーローみたいな感じで。
自分の危機を救ってくれたあなたのことを、その人はこういうでしょう。
「ネ申！」と。
そんな感じで、＜誰かと力を合わせてゲームを進めて行く＞のが「協力プレイ」です。
3節 拳を交えて頂点を極めたい「対戦プレイ」
ゲームをするならやっぱり誰かと競いたいと思うもの。
自分の名前を聞いただけで相手が負けを認めるほど強くなりたい！驚愕の得点をたたき出してみんなを驚かせたい！俺が最強！俺こそが頂点！……と思っていたらあっさり負けた！悔しい！次こそは勝つ！
そうやって＜ライバルたちと競い合い、高め合っていくことで頂点を目指す＞……そういう「対戦プレイ」も楽しいですよね。
4節 戦うのは現実だけで充分だ「コミュニケーションゲーム」
「協力プレイ」「対戦プレイ」の2つに分けてみましたが、どちらもほかのプレイヤーやコンピューターと戦うことが前提になっています。
でも、なんかそういう争う感じはあんまり好きじゃないなぁという方もいらっしゃるかと。そんな方には「コミュニケーションゲーム」がオススメです。
これは分かりやすくいうと「戦わないゲーム」。
たとえば、農園を経営してみたり、島を開拓してみたり、ゲーム内の友だちの家に遊びに行ってみたりと、ゆるい感じで楽しめるのが人気で、最近はこういうタイプのゲームも増えてきています。
「協力プレイ」「対戦プレイ」「コミュニケーションゲーム」。
それぞれゲームの特色は変わりますが、どのタイプにもいえるのは、見知らぬ人と出会えたり、そこで仲良くなれたりする（かもしれない）ということ。
それがオンラインゲームの魅力のひとつ……というか、オンラインゲームの醍醐味です。
