凍結は非常に危険な状態異常であり、かかってしまうと基本的に自分では解除ができません。さらに鎧の属性が強制的に水属性にされてしまうため、凍結からの大ダメージで戦闘不能になってしまうことも少なくないのです。今大会では、ストームガストに加えて凍結効果のある武器もあるため、どんなパーティー構成が相手であっても凍結を警戒する必要があります。
凍結を防ぐためには、マルクカードやイビルドルイドカードを装着しましょう。どちらも、凍結にかからない効果をもっています。
ただし、マルクカードやイビルドルイドカードは鎧に装着するカードのため、かわりにエンジェリングカードやゴーストリングカードを装着できなくなってしまいます。凍結に対応できる反面、エンジェリングカードやゴーストリングカードの効果でダメージを軽減できていたスキルに対して不利になるのです。
状態異常「凍結」に対してはこのようなトレードオフが存在し、戦局に応じて対策・活用することが、RJCで勝つための第一歩なのです。
ロイヤルガードのスキル「ディボーション」の効果を受けていない状態で、羅刹破凰撃を受けて生き残るためには、ゴーストリングカードを装着する必要があります。しかし、ゴーストリングカードを装着している状態では、凍結の対策ができません。
つまり、凍結攻撃をしながら羅刹破凰撃を撃ち込めば、高い確率で相手を戦闘不能にすることができるのです。ただし、羅刹破凰撃を打った瞬間に相手が凍結してなかった場合、カウンターを受けてこちらが戦闘不能になってしまう可能性があるため、非常に高リスク。なるべく、相手が凍結に陥ったのを確認してから敵に羅刹破凰撃を撃ち込みましょう。
羅刹破凰撃は詠唱の短いスキルのため、受ける直前に鎧を付け替えるのはシビアな操作を要求されます。そのため、ある程度のプレイヤーになれば修羅が射程に飛び込んでくるタイミングでゴーストリングカードを装着している場合が多いです。これを逆手に取れば、修羅が敵にプレッシャーを与えることで、相手を凍結させやすい環境を作り出すことができるのです。
ゴーストリングカードやエンジェリングカードを装着していると、敵の主力攻撃のダメージが激減するため、長くつけてしまいがちです。
しかし、前述のとおり凍結対策ができるマルクカードやイビルドルイドカードとともに装備出来ないため、ひとたび凍結状態になってしまうと行動不能となり、味方との連携もできず、攻撃回数も減ってしまいます。俗に言う「攻撃は耐えられるようになったが勝てない」現象が多くなるのです。
そうならないためにも、できるだけマルクカードやイビルドルイドカードを付ける時間を長くするよう心がけましょう。装備を変更するオススメのタイミングは「相手のスキルの射程内に入った」時。
たとえば、ゴーストリングカードの装着であれば、修羅の動きをよく観察し、修羅が近づいているときのみ装着すれば無駄な凍結を減らせます。
さらに、修羅が羅刹破凰撃を打った回数を覚えておき、気弾の状態も確認できていれば、修羅の次の行動がある程度予測でき、より万全といえるでしょう。
RJCでは最も一般的な状態異常である凍結を取り上げて解説しましたが、石化や氷結など他にも強力な状態異常があります。
☆まとめ
・凍結しないキャラクターは、ゴーストリングカードやエンジェリングカードを装着していない確率が高い
・マルクカードやイビルドルイドカードを装着していないキャラクターは、凍結させて羅刹破凰撃を撃ち込めば簡単に倒せる
・ゴーストリングカードやエンジェリングカードを装着するのは、敵のスキル射程に入ったとき
自分のパーティーの勝ちパターンを構築することが勝利への第一歩。ダメージが高いスキルほど、
簡単な勝ちパターンを作ることができます。ここでは羅刹破凰撃を主軸にパーティーを構成してみます。
羅刹破凰撃は強力な攻撃スキルですが、ゴーストリングカードを装着した相手には殆どダメージを与えられません。また、「自身の現在HPが低いほど威力が高まる」という特性を持つ羅刹破凰撃を効果的に運用するには敢えてHPが低い状態を保つ必要があり、ともすれば他の攻撃によって戦闘不能になるリスクが高いという欠点もあります。
この二つの弱点を補ってくれるのが、ロイヤルガードです。
ロイヤルガードの代表的な大ダメージスキルであるレイオブジェネシスは聖属性攻撃なので、仮にゴーストリングカードを使用され、羅刹覇凰撃がダメージソースに成り得なかった場合でも、かわりに十分なダメージを与えられるようになります。レイオブジェネシスを防ぐためにエンジェリングカードを使用された場合、今度は羅刹破凰撃を軽減できなくなるため、必ずダメージを与えられるのです。このように、修羅とロイヤルガードが連携して攻撃を繰り出してくることは、それ自体が敵にとって大きなプレッシャーとなるのです。
さらに、味方キャラクターのダメージを肩代わりできるディボーションが使えるのもロイヤルガードの大きな魅力。これによって、修羅のダメージを肩代わりできるため、前述のように現在HPを低く保っている修羅が戦闘不能になるリスクを低減できるといったメリットもあります。
羅刹破凰撃やレイオブジェネシスの威力は高いですが、詠唱時間はお世辞にも短いとは言えません。そこで、詠唱を妨害されないようにするためにブラギの詩が使えるミンストレルを起用しましょう。詠唱だけでなくディレイも減少するため、羅刹破凰撃を短時間のあいだに連続で撃てるようになります。さらにブラギの詩の合間に凍結状態にする武器で攻撃すれば、エンジェリングカードやゴーストリングカードで防御される可能性を減らすこともできます。
羅刹破凰撃やレイオブジェネシスがいかに強力であっても、倒そうとしているキャラクターにディボーションがかけられていると中々倒すことができません。そんなときは、ディボーションの解除ができるディスペルを使用できるソーサラーの出番です。
ソーサラーは物理攻撃力を大幅に増加させるストライキングも使用できるため、物理攻撃がメインの職業との相性もばっちり。修羅やロイヤルガードにとって、非常に頼りになるキャラクターと言えます。
レイオブジェネシスは強力なスキルですが、羅刹破凰撃に比べるとダメージが劣ります。回復アイテムで耐えられると、倒しきれない可能性も。そこで活用したいのが、オラティオを使用できるアークビショップ。オラティオを使えば、聖属性の耐性を下げてより大きなダメージを与えられるようになります。アークビショップはオラティオ以外にもエクスピアティオやクレメンティアなどの補助スキルでダメージアップが期待できるため、修羅とロイヤルガードの両方が恩恵を得られます。
羅刹破凰撃を主軸としてパーティーを考えた場合、今回は「修羅」、「ロイヤルガード」、「ミンストレル」、「ソーサラー」、
「アークビショップ」の5人になりました。
今回はゴーストリングカードの対策としてロイヤルガードを起用しましたが、上記の選び方はあくまで一例。
メカニックを起用して鎧破壊+コールドスローワーという選択肢もあります。パーティーメンバーの操作の得意な職業などを考え、
自分だけのパーティーを作ってみましょう。
☆まとめ
・主力となるスキルの弱点を埋める形で他の職業を選ぼう
・一つの鎧属性で対応できないように複数の選択を迫ろう