RAGNAROK ONLINE whiteday 2006
オンラインイベント「レシピはホワイト」
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ストーリー(つづき)
早速、アルベルタに住むという彼の家を訪ねると、
そこにはコック帽子を被った青年がいました。

「こんにちは〜。マトルチェの紹介で来た者ですが、
 クーベルさん……ですか?」

「む……むむむ……むっ……!
 あっ! 君がマトルチェの友人のルカライ?
 僕がクーベルだよ!」

コック帽子の青年はルカライに軽く挨拶しました。

「クーベルさん!いきなりですが、僕が作るチョコレートには
 何かが欠けているんです!
 何が足りないのか教えて下さい! よろしくお願いします!」

突然の申し出にクーベルは少し困った顔をして、
ルカライを制止しました。

早速、アルベルタに住むという彼の家を訪ねると、そこにはコック帽子を被った青年がいました。

「まぁまぁ、少し落ち着こうよ。立ち話もなんだから少し奥の部屋で話そうか」

クーベルはルカライを部屋に招き入れると、可愛いクマの形のクッキーと
温かい紅茶を淹れて彼をもてなします。
一息ついたところで、ルカライはここに来た経緯と事情をクーベルに説明しました。

「なるほどね、ふむ……」

クーベルはルカライの話に頷きながらこう答えました。

「君の気持ちはよくわかった! 足りないのは、オリジナリティさ。
 平凡なものを作るだけでは、君の気持ちが満足していないんだよ。
 よほど、大切なことのためにチョコレートを作りたいんだね!
 なんだか君を見ていると昔の自分を見ているみたいだ……。
 よし、じゃあ協力してあげるよ!
 オリジナリティを出すにはやっぱり、特別なトッピングが必要なんだ」

「特別なトッピング……」

クーベルの一言にルカライは悩み始めました。

「特別なトッピング……」クーベルの一言にルカライは悩み始めました。

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