義勇軍広報官レポート番号 速報!
2003年11月25日(火)
冒険者奮闘!〜狙われた首都プロンテラ〜
昨日モンスターによる大規模侵攻ありとの報が義勇軍に入った。
この事態を憂慮した義勇軍隊長ヴェルクは首都にて義勇軍への参加を募ると
モンスターの侵攻拠点が築かれているというミョルニール山脈へと、疾風のごとき進撃を見せた。
報告の地につくと、そこには…冒険者なら誰もがその名を知っていると言われる悪魔。
「バフォメット」が立ちはだかっていた。

身構えるヴェルク達にバフォメットは高らかに笑い声を上げるとこう告げた
「貴様らがのこのこと、この地へやってきたおかげで今頃プロンテラは…くくく!」
なんとバフォメットは義勇軍の裏をかき、別働隊を組織して手薄となった
我等がルーンミッドガッツ王国首都プロンテラを襲撃するという策を講じたのである。

だが、これに対しプロンテラ周辺ではミッドガルド放送局員からの呼びかけに応え、
冒険者が続々と集結。激しい戦闘の末、これを退けることに成功した。
また、義勇軍隊長ヴェルク率いる討伐隊も、バフォメット率いる敵本隊との戦闘を繰り広げ
多くの犠牲をはらいながらも何とか撃破した。
▼その場に居合わせたミッドガルド放送局員から一言
私が、プロンテラに迫りくるバフォメットJr率いるモンスター群を発見し、
周辺にモンスター襲来の報を流した後、実際に戦闘現場へ到着した時には
既に多数の冒険者が集結し、激しい戦闘を繰り広げていました。
眼前で繰り広げられる戦いは、まさに壮絶の一言に尽きました…。

結局、私自身も戦いに参加した為に、戦闘の様子を実況する事は出来ませんでしたが
多くの勇士達に助けられたおかげで、今こうして皆さんにメッセージを送る事が出来るのです。
私個人として、またプロンテラに住む住人の一人として
この戦いに参加した多数の冒険者に感謝の意を表したいと思います。
ミッドガルド放送局員
▼義勇軍隊長ヴェルクより一言
義勇軍隊長ヴェルク
まさかあのような形で、出し抜かれる事になろうとは…
あの時、本隊を倒し一刻も早くプロンテラ防衛に向かいたかった。
だが、その心の焦りをつかれた形となり、
結果として義勇軍全体の危機を招いてしまったようだ。
からくもプロンテラはミッドガルド放送局の呼びかけに応え
臨時で編成された冒険者勇士の奮闘により難を逃れることが出来たが
モンスターの怪しい動向はまだ続いている様子…。
これからも、気を引き締めミッドガッツ大陸各地で発生している
異変に対応していくつもりだ。
義勇軍隊長ヴェルク

▼討伐遠征の様子 (クリックすると拡大してご覧いただけます)
写真01
モンスター群と冒険者達の力と力、技と技の応酬。
写真02
暴れまわるバフォメット、倒れている勇士達が痛々しい。
写真03
回復支援も空しく倒れてゆく勇士達、必死の援護も強大な力に追いつかない。
写真04
巨大な鎌を振り下ろすバフォメット。この大鎌を止めるために多くの犠牲がはらわれた!
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