義勇軍広報官レポート番号 速報!
2003年11月24日(月)
忍び寄るモンスターの罠〜義勇軍絶体絶命?!〜
モロクを出発したラティ隊長率いる義勇軍は、遠征の道中
モンスターに襲われた者達を救出せよとの伝令を受けたヴェルクと遭遇。
隊長ヴェルクは救出に協力して欲しいと告げた。

ラティと勇士達はこれを快諾し、隊を二つに分けることに。
二つに分かれた義勇軍はそれぞれの道を進んでいった…
討伐に向かうラティを待ち伏せていたのは、古代の王「オシリス」だった。
墓を荒らす憎き人間を滅ぼそうと、
義勇軍に殺意も露わに多くの配下と共に襲い掛かってきた。

一方ヴェルクは伝令で知らされた地にたどり着いたが、
モンスターに襲われた人々を見つけることはできなかった。
ヴェルクは不審に思い、義勇軍に警戒を呼びかけようとしたその時…
どこからか声が聞こえてきた。
その冷たい声の主は…「イシス」だった。
イシスは墓を荒らし王の眠りを妨げる人間を憎んでいた。
人間を滅ぼせば王はまた眠りにつく事ができる。
そう考えたイシスは、討伐へ向かう義勇軍を返り討ちにするべく
偽の伝令をヴェルクに伝え、ラティ隊の戦力を半減させたのである。

ラティ隊は古代の王オシリスと、ヴェルク隊は王の侍女イシスと
戦闘を繰り広げたが、両義勇軍とも苦戦を強いられる。
隊を分けたままでは危険と考え、合流し一つになった義勇軍に
同じく一つとなったオシリスとイシスが追いつき襲い掛かってきた。
総力戦となり激しい戦闘が続き、負傷者もかなりの数になったが、
義勇軍はなんとかオシリスを倒す事ができた。

イシスは倒れた王の姿を見ると嘆き…悲しみ…
悲痛な声をあげ、単身襲い掛かってきた。
もはやイシス一人ではどうする事もできないとわかっていただろうが、
「王が倒られたのならば…私も…ともに…」と地に伏した。
最後の最後までイシスは王の忠実な侍女であった…。
▼義勇軍隊長ラティより一言
義勇軍隊長ラティ
隊を分けたことが仇となり苦戦を強いられたが、
ヴェルクとモロク義勇軍勇士たちの活躍により
オシリスを撃破することができた。
そう、皆が私に力を与えてくれたのだ!
特ににモロク義勇軍の戦いぶりには驚きを隠しえない。
まだまだ私は未熟者だと痛感させられた次第だ。
今後も、いつモンスターたちが襲来してくるかわからない…。
その日のために自分を磨き、
真の隊長として義勇軍を率いる人間になってみせる!
義勇軍隊長ラティ

▼義勇軍隊長ヴェルクより一言
義勇軍隊長ヴェルク
今回の討伐に関しては後味の悪いものとなった。
私も死後墓を荒らされたとしたら…その者を呪い…
オシリスのように襲うかもしれない…。
古代、王が死ぬと侍女たちは生きたまま墓に入ったと聞く、
イシスは死んだ今も王を守り続けているのだろう…。
今回の討伐で…少し考えさせられた。
私達人間にも、非があるのかもしれないな。
しかし…それでも私は…人々を守るために戦いたいと思う!
義勇軍隊長ヴェルク

▼討伐遠征の様子 (クリックすると拡大してご覧いただけます)
写真01
イシスは王の墓を荒らす人間を全て滅ぼそうと襲い掛かる。
写真02
偽の伝令により二分され苦戦する義勇軍、この後合流し一つとなる。
写真03
ラティ・ヴェルク率いる義勇軍 VS オシリス・イシス率いるモンスター集団
写真04
オシリスが倒れた時、オシリスの恨みの声とイシスの悲痛な叫び声が響いた。
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