前日未明、ゲフェンからアルデバランへ討伐に向かっていた
ラティ隊長率いる義勇軍が行方不明となった。
隊長ヴェルクは単独アルデバランへ向かい捜索したが、見つける事はできず
アルデバランにて義勇軍を募り、本格的にラティ達の捜索を行った。
ラティ達が通過したと思われるルートを辿ってみると、
ミュルニール山脈の廃屋にて、モンスターの集団に囲まれているラティを発見し、
ヴェルクは必死の思いでモンスターの囲みを解き、ラティを救出することに成功した。
話によるとどうやらモンスターの急襲に遭い、隊長のラティは自身が囮になっている間に
他の義勇兵を避難させたものの、モンスター集団を突破することができず、
高台の廃屋にてモンスター集団と睨み合いのこう着状態に陥ってしまったようだ。
ラティを救出し、互いの再会を喜んでいた所、遠くから
まるで鳥か虫の羽音のような音が聞こえてきたため不審に思い、
音のする方向へ向かうと廃坑の入り口から大量のモンスターが出てきていた。
各地の洞窟から大量にモンスターが出現しているという報告は以前のレポートにも記載したが
今回は廃坑には生息していないはずのモンスターも多数見受けられた。
なぜ生息しないモンスターが…?
出現したモンスターは義勇軍により無事撃退することができたが、
状況は益々深刻化しているような気がしてならない。
|