モロクの地下に封印されていた魔王モロクは、わずかな封印のほころびを見逃さず、ついに復活を果たし、モロクの街を壊滅させた。その後、多くの勇士たちとの戦いで手傷を負った魔王モロクは、次元の狭間へと逃亡していった。 その先に、未知の「異世界(アッシュ・バキューム)」が存在することが明らかになり、ルーンミッドガッツ王国、シュバルツバルド共和国、アルナベルツ教国は協力して調査に乗り出した。各国の思惑や利害が複雑に絡み合いながらも、異世界の調査は着実に進んでいき、巨人のサファ族、妖精のラフィネ族という、ふたつの種族が発見された。ミッドガルド連合軍は、その知識の粋を集めた「知恵の王の指輪」を生み出し、彼らとのコンタクトに成功。種族間の争いの元と思われる「ニーズヘッグの巣」を調査していった そんな折、ミッドガルド連合軍駐屯地にサファ族の使者が訪れた。彼らはお互いに交流を持って以来、さまざまな面で支援を受けており、そのお礼として、首都「エルディカスティス」に招待したいというあなたは、連合軍の特使のひとりとして、「エルディカスティス」へと向かう。 はたして、その先に待ち受けているものは……。