魔王モロクを追って、連合軍とともにフレイムヴァレーへと向かう。ダンジョンの最深部で、見事魔王モロクを討ち取れるか。
三ヶ国同盟の同盟長。自分の利益よりも三ヶ国の友好を第一に考える、正義感の強い人物。上層部の人間からはあまりよく思われていない。
三ヶ国同盟副同盟長。本人はこれといって平和や友好には興味がない。友人であるシガイツが上層部から疎まれていることを知り、彼を守るため、断腸の思いでシガイツを失脚させる。その後、自らが同盟長になった。
ミッドガルド連合軍司令官で、信頼と約束を何よりも重んじる性格。元は傭兵で、辺境を警備していたところ、司令官に抜擢される。思わぬ出世に喜んだものの、今は傭兵時代の自由が懐かしいようだ。
ミッドガルド連合軍の参謀。傭兵からの抜擢に戸惑うものの、参謀に任命されるだけあって頭の回転は誰よりも速い。数枚の報告書くらいの内容であれば、容易に補完できるだけの記憶力もある。
ミッドガルド連合軍教官長で、モロク討伐に向けて多くの兵士を鍛えることを生業とする。アジフ、アビダル同様傭兵上がりで、アジフのことを「兄貴」と呼び慕っている。
ミッドガルド連合軍のルーンミッドガッツ王国の報告担当。他国との情報共有をしなくてはいけないのだが、当人は自国の利益のために奔走する。ルーンミッドガッツ産のお菓子が一番だと自負している。
ミッドガルド連合軍のシュバルツバルドの報告担当。他国の報告担当と馬が合わず、いらいらすることもしばしば。しかし、自分が悪いと感じたときは謝るといった素直さもある。
ミッドガルド連合軍のアルナベルツ教国の報告担当。会議日程を怪奇日程と言ったり、「うちあげ」の文字を見て一人でウケたり等、少し変わった人物。
ミッドガルド連合軍情報部の連合軍事務官。情報部のリーダーに位置する人物。大陸と異世界の環境の違いや、連合軍内の他国同士の小競り合いに困っている。リーダーでありながら、少し気弱なところがある。
カルデュイの双子の兄。父であるエイヴァントの実験の結果生まれた、ドナ(ラフィネ族の貴族種)とパパン(ラフィネ族の平民種)の混血児。父のことをよく思っておらず、エイヴァントとは確執がある。
ヒシエの双子の弟であり、ラフィネ族の王。友達が欲しいという理由で、冒険者と仲良くなる。ヒシエと同様混血児。かつての混血の王が暴君だったため、カルデュイもまた同様の道を辿るのではないかと、周囲からは畏怖の目で見られている。
ヒシエ、カルデュイの父。自分の子どもですら研究の対象となるくらい、研究が第一の天才魔学者。自尊心が強い。
大臣ビハヌスの推薦を受けた冒険者が、サファ族の首都であるエルディカスティスに向かった際、エルディカスティスまでの道のりの出入りを許可してくれた。
サファ族の大臣の一人。
エルディカスティスで新任した大臣「アハト」を怪しいと睨み、その素性を調査すべく、冒険者に協力を仰いだ。
モロクの街で行き倒れになっていたところを冒険者に助けられた青年。仲間と一緒に異世界へ冒険に出たまでは良かったが、次元の狭間にある地割れに気づかず落ちてしまい、その先で炎が燻るような赤い大地―フレイムヴァレーを発見する。
冒険者の前に度々姿を現し助言してくれる謎の青年。かなりの力を持っており、フォースという生命エネルギーを用いて超自然現象を起こす。
世界樹イグドラシルの守護者。あるとき、魔王モロクの策略により、自身の悪の部分「ニーズヘッグの影」が分離・暴走してしまう。その結果、イグドラシルにも異変が起き、サファ族とラフィネ族の争いのきっかけになってしまった。その後、冒険者の活躍によって、守護者としての自覚を取り戻し、冒険者を手助けする。
「ニュオーズの白羽ギルド」のマスター。冒険に意欲的だが極度の方向音痴で、突如行方不明になる。
その後「面白そうな洞窟を見つけたから」という理由で突然ギルドメンバーに手紙を出し、呼びつける。
幼い頃出会ったニュオーズに憧れてダンサーになった女性。たんぽぽ楽団というギルドの団長を務める。歌によって、魔物を落ち着かせることができる能力を持つ。ロテルト達に協力し、ともにニュオーズを捜索する。
ニュオーズの奏でる音楽に興味を示す少女。すべては謎に包まれている。魔王モロクと何かしらの関係がありそうだが……。
「ニュオーズの白羽ギルド」の一員。気むずかしい性格のように周囲は思っているが、実際は情に厚い。ニュオーズ失踪後は「ニュオーズの白羽ギルド」のギルドマスターに就任。ニュオーズを探すことになる。
ロテルトの一番弟子。非常に熱血で、真っ直ぐな性格。ロテルトを「師匠」と呼び慕っている。今回、ロテルトのためにニュオーズ捜索に参加する。
普段は受け身のお姉さん、しかしひとたび戦闘が始まると的確、迅速な判断で立ち回る行動派に早変わり。マントの内側には、彼女だけの特殊レシピが貼り付けられている。
アイグの歌に惚れて、たんぽぽ楽団としてともに行動するようになった。本人の肩書きは、アイグファンクラブイズルード支部会長。かなりのナルシスト。
誰も素顔を見たことがない、謎に包まれた人物。「ニュオーズの白羽ギルド」とは契約で雇用されていた。契約上の約束に、アイグを守るという項目があったことから、同行することになった。
元気なテコン娘。彼女の父とニュオーズは仲が良く、その背景もあって「ニュオーズの白羽ギルド」に参加。ニュオーズ失踪後は、ニュオーズの捜索に協力する。
意外に多いというニュオーズファンのひとり。ニュオーズ捜索の噂を聞きつけ、ギルドに参加する。自身は実年齢よりも大人だと自負しており、同年代に冷たくあたることもある。
防御に特化したロイヤルガード。背が低く、自身よりも大きい盾を使用する。とはいえ、幼い頃に転職したため、実践経験はほとんどなし。冒険に対する意欲は高く、ロテルトがギルドメンバーを募集しているという話を聞きつけ、入団する。