かつて、異世界の入り口ともなっている「次元の狭間」が発生した時、 ミッドガルドの大地の一部が呑み込まれ、姿を消してしまった。 しかし、その消失したはずの大地がゆがんだ姿になりつつも、 人々の前に出現したことがあった。 この大地は、かつて存在していたものなのか、 それとも、外見がよく似た別の世界なのか……。 ミッドガルド大陸の国々が編成した「ミッドガルド連合軍」は、 次元の狭間調査団を結成し、冒険者の協力を得て大地の調査を進めたが、 結局、正体を突き止める前に、大地は再び「次元の狭間」に呑まれていった。 その大地が、月日を経て再び姿を現したのである! しかも、以前と似た外見の大地でありながら、新たな生命体を内包して…… 報告を受け、「ミッドガルド連合軍」は凍結していた次元の狭間調査団を集結。 今回こそ結果を得ようと、名のある冒険者を募集しつつ、 再び、未知なる大地の調査を開始したのだった。