「ワールド対抗戦」では、ひとつの砦を巡って攻防が繰り広げられます。砦を占領した「防衛側」と、砦の奪取を目指す「進攻側」とが砦の争奪戦を行うという基本ルールは、既存の攻城戦と変わりません。
砦の最深部には「エンペリウム」と呼ばれる不思議な結晶石があり、そのエンペリウムを破壊したギルドこそが砦の所有者となれるのです。

防衛側は砦を奪われないように、攻め手がエンペリウムまで近づけないようにけん制します。一方、進攻側は砦を奪うために、砦の最深部にあるエンペリウムの破壊を目指します。

その攻防においては、各ワールド代表ギルドが全力でぶつかり合い、激戦を繰り広げるのです。その迫力こそが「ワールド対抗戦」の魅力と言えます。
戦局を大きく覆す様々な戦略や、「突破力に優れるギルド」「防衛力に定評のあるギルド」など、各ワールド代表ギルドが持つカラーにも注目です。

ワールド対抗戦は、4つのリーグから成る「予選リーグ」と「決勝トーナメント」の2部構成。
予選リーグは、どちらか一方のギルドが砦を占領した状態で1試合ずつ行う「攻守交代制」で行われ、ポイントの獲得数を競います。
いかにして砦を守り切り、また攻め崩すのか、各ワールドを代表する精鋭ギルドたちの技能に注目です。
1リーグで3つのギルドが対戦し、獲得ポイント上位2ギルドが決勝トーナメントへと駒を進めます。

多人数が入り乱れる戦場では、それぞれが単独で行動しても、待ち構えている相手に各個撃破されてしまいます。ギルドメンバー同士でまとまって動き、各々のスキルを組み合わせて戦いを進めることが重要となります。
攻城戦では、「前衛」「中衛」「後衛」と役割を分けて戦いを展開するのがセオリーです。

「前衛」は、近接攻撃が得意なキャラクターが中心。敵とのぶつかり合いの最前線に立つ「突撃部隊」として、戦線では最前線に立ち、ある時は突撃隊長として、ある時は味方を守る盾になります。

「中衛」は、中距離攻撃や妨害が得意なキャラクターが中心。敵の戦力を奪ったり、攻撃を封じる「かく乱部隊」として、戦線では前衛と後衛の間に立ち、類まれな火力と妨害能力を駆使して敵をけん制します。

「後衛」は、遠距離攻撃や支援が得意なキャラクターが中心。全体の支援を行い、長距離攻撃も行う「援護部隊」として、戦線の最も後方に位置し、全体の支援を行う衛生兵のような役割を担ったり、遠距離を生かした追撃を行い味方をサポートする役割が求められます。