ストーリー
明かされるのは 「魔王モロク」に立ち向かった英雄の記憶。 タナトス、そしてロキ。 …… シュバルツバルド共和国の北方に位置する遺跡「タナトスタワー」。 タナトスタワー内にある石碑には、こう記されている。 「人間の世界を侵略した魔王モロク。 これに立ち向かったのは、魔剣士タナトスとひとりの少女だった。 彼らは、この塔で魔王モロクを追い詰めるまでに至る。」 「魔王モロク」に関する文献はいくつか残されているが、 いずれも断片的な状態のため完全な解読には至っていない。 その時代を生きる人々の物語は、およそ時を超えなければ分からないのだ。 しかし、冒険者である貴方はすでに持っている。 時間と空間を超越する術―「時の通路」を。 ……
登場人物
魔剣士タナトス
「悪いがここまでだな!! これで終わりだ!!!」
魔王モロクが魔界から地上へ侵略にきた際、立ち向かった伝説の剣士。「タナトスタワー」の頂上で魔王モロクを追いつめ、現在の「砂漠の都市 モロク」の地下に封印した。
ジュリアナ・ルシル
「……お待たせしました。私の再起動も完了したようです。」
魔剣士タナトスと協力して、魔王モロクを封じ込めた女性。普通の人間とは異なった、特殊な体質を持っているようだが……。
ロキ
「神々がどうであれ、魔族がどうであれ……お前はここで死ぬ。それが俺の任務だからな。」
アサシンギルドの頭領を務める青年。任務に忠実、その遂行のためなら非情に徹する真のアサシンである。とある目的でモロク領主の調査を開始する。