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海の匂い漂うアルベルタ…
そこには、兄弟のように仲のよい男の子と女の子がいました。
男の子の名前はクーベル。女の子の名前はキルシュ。
キルシュの両親は王室御用達のお菓子職人、
クーベルの両親は町で一番人気のお菓子職人。
両親ともにお菓子職人である彼らは小さい頃からお菓子作りが大好きでした。
クッキーにケーキにチョコレート…
どんなお菓子も二人にかかれば美味しく出来上がります。
いつしか成長した二人は両親の跡を継ぎ、立派なお菓子職人となりました。
そんな2人が決まって忙しくなる時期…
心を込めてチョコレートやクッキーを渡す日…
そう、バレンタインデーとホワイトデーです。
二人はどんなに忙しくても自分達の作るお菓子で
皆が幸せになってくれればいいと、心を込めてお菓子を作り
街から街へと売り歩いていました。
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