義勇軍広報官レポート番号 速報!
2003年11月19日(水)
季節はずれ?!〜とんだ災難〜
今回の討伐では、ヴェルク率いるアルベルタ義勇軍とラティ率いるフェイヨン義勇軍が
フェイヨン迷いの森にて偶然出会うというハプニングが起こった。
両義勇軍とも人数が少なく、戦力に不安があった為、二つの隊を一つに統合し、遠征に向かう事になった。
残念ながらヴェルク隊長は急な伝令により、別の街へ向かわなければならず
ラティ隊長が、一つとなり一層士気が高まった義勇軍を率い、先へ進んだ。

討伐遠征の道中…甲高い声が聞こえたと思ったら、
あのタキシード姿が印象的な「ジャック」が急に現れて何やらまくしたてた。
「今日はハロウィンなんだろ?!ハロウィンは人間を皆殺しにするお祭りだろ?!」
歪んだ笑いを浮かべると、突然、モンスターの集団が襲い掛かってきた。
しかし、二つの隊を統合した義勇軍の敵ではなかった。
彼らは襲い掛かってくるモンスターたちを次々と打ち倒し、いともたやすく一掃したのである。

その様子を呆然と眺めていたジャック隊長に向かって義勇軍のある一人がとどめの一撃を加えた。
「今日はハロウィンじゃないよ」
その衝撃的な真実にジャック隊長は完全に戦意を失い、逃亡してしまった。

ジャック襲撃部隊を撃破し、街へ意気揚々と凱旋する義勇軍に、再び災難がふりかかった。
ジャックとの戦闘を見ていたジルタス率いるモンスター集団が待ち伏せていたのである。
先の戦いで義勇軍は疲労していた。
だが、臨時で召集されたとはいえ、精鋭ぞろいの義勇軍が負けるはずもない。
襲い掛かってくるモンスター達を次々と切り伏せていった。


義勇軍により隊を壊滅させられ、深い傷を負ったジルタスは
意味深な言葉を残した。
だが、彼女は全てを話すことなく倒れてしまったのである。
「私達にこの襲撃の話を持ちかけ……」

この襲撃を企てたもの…
新たな謎を解くためには、もう少し時間が必要なようだ。
▼逃亡中のジャックから一言

ジャック え?俺?!俺の写真が載っちゃうの?まじで?!hahahaha!
皆見てるか?見てるのか?!
俺がジャックだぜ!ジャック様だぜぇ!
いいか!よく聞けよ!ひゃはは!
今日はな!今日俺が負けたのは
今日がハロウィンじゃなかったからだぜ!
わかってるか?!わかってるだろ?!
俺は強い!お前たちもなかなかだったけどよ!
数で勝負は卑怯ダゼ!ひゃは!
それに俺に倒された人間いっぱいいただろ?!倒れちゃっただろ?!
倒れちゃったもんな!俺倒しちゃったもんな!hahaha!!
お前達人間はハロウィンには血祭りにされる運命なんだよぅ!
覚えとけ!お菓子を配って命ごいをしろぉ!
ひゃはははははは!
ジャック
▼義勇軍隊長ラティより一言

義勇軍隊長ラティ 臆するな!
大切なのは個々の強さではない。
私達は助け合い協力することによって
今回の戦闘にも勝利することができたのだ。
私達が心をひとつにして立ち向かえば
どんな敵にも負けることはない!
私達は強い!
…え?…ジャック?
……………。
何の事だ。知らん!
これ以上のインタビューは無用だ。
私は帰るぞ。
義勇軍隊長ラティ

▼討伐遠征の様子 (クリックすると拡大してご覧いただけます)
写真01
義勇軍は前後左右から襲ってくるモンスターに対抗するため方円陣で迎え撃った。
写真02
まだ季節はずれであることを分かっていないジャック襲撃隊長。
写真03
ジャック襲撃隊長の勘違いによりとんだ災難に遭ってしまった義勇軍。
写真04
己の持つ力と技を結集し立ち向かう勇士達。彼らはニ部隊を連破するという偉業を成し遂げたのである。
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