プロンテラ大聖堂の一室。アテイルは机に向かい、ペンを走らせています。

『「助けてくれてありがとなぁ〜」
不思議な空間に閉じ込められていた、怪盗アニバーサリーさんは
颯爽とぼくたちの前から去っていきました。
怪盗アニバーサリーさんに握手とサインをしてもらって、ぼくはとても感激です。』

……アテイルは今、この間の不思議な空間で繰り広げた冒険を記録していました。
いつか、この冒険を物語に書き起こし、たくさんの人に読んでもらうために。

『こうして、ぼくの生まれて初めての冒険は幕を閉じました。
冒険者のみんなと力を合わせて、不安や危険を乗り越えていったことは、絶対に忘れません。
次に会う時は、ぼくももっと強くなって、また、一緒に冒険に行きたい』

「……と思います。終わり……っと！」

アテイルはペンを机の上に置き、顔を上げて、大きく背伸びをしました。
視線の先にある窓の向こう側からは、木々が風にゆれる音と、小鳥の明るい鳴き声が聞こえてきます。
とても、暖かい、平和な風景です。

「みんな、今日も冒険に出てるのかなぁ……。
　次に会う時は冒険の話を聞かせてもらいたいな」

ミッドガルドを旅しているであろう冒険者たちに思いを馳せて、アテイルは微笑みました。

※エピローグイベントは『新米アコライトの冒険』に参加し、エピローグイベント開催時点で、
　キャストキャラクターのギルドに所属する冒険者の方が、参加対象となります。予め、ご了承ください。
※開催時刻になりましたら、ギルドチャットにてキャストキャラクター『アテイル・レアム』より、
　イベント内容についてご案内させていただきます。