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不定期更新でお届けする「ぷろすく座談会」。今回は、2006年8月29日(火)から期間限定で実装されたイベント「アマツ納涼泉水祭」について、企画、制作に携わったイベント企画スタッフからいろいろな情報を聞いてきました。
―― さあ、キリキリとしゃべりたまへ。
えーと、「ミーナとヴァレス」のとき(プロンテラスクエア85号)とはえらい違いなんですが……こんな感じで進むんですか? 進むんですね。進みますよ。
どうも、イベントの企画、制作を担当しましたイベント制作課のCです! 「アマツ納涼泉水祭」が終了してしばらく経ちましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか? もう風が随分冷たくなってきて、いよいよ本格的に秋を感じるようになりましたね!
―― あと5分。
制限時間付きですか!?
さて、昨年はRJC2005の時期と重なり開催を見送った夏祭りイベントですが、今年は規模を拡大して2年ぶりの開催と相成りました。今年初めて夜のアマツと花火を体験したというユーザーの方も多かったようで、昔を知る人と知らない人で会話があったのも印象的でした。今回は様々なNPCを作成しましたが、全て見つかりましたでしょうか? ちなみに、イベント用に作成したNPCは40人以上でした!
―― そんなにいたっけ?
いましたよっ!! ったく……えー、「一本釣りおじさん」や「鍵屋のお兄さん」などのNPCは、楽しいかどうかだけでなく、いかに目で見て楽しめるか、周囲の人も見て楽しめるかということに気を配りながら作成しました。他にも、「わたあめ」や「かき氷機」など遊び心で作成したNPCにも色々な方にご反応をいただけたのでうれしかったです! 最初「わたあめ」(ノクシャスとベノマス)はおじさんの周囲に8個配置していたんですが、あまりに音がうるさくて2匹に減らしました(笑) あと、期間中、ホロンとガジョマートが計5匹街中に現れるようにしたのですが、いかにもな感じで馴染みました。
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NPCの検証中にホロンに襲われるC
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ちなみに、「丁半お爺さん」でお寿司の数を10000以上入力したら怒られたり、「輸入洋酒屋」で数を5963と入力すると怒られたりと、絶対気付かれないような仕込みまでしていました! 気付いた方は……いませんよね? 他にも何気なく立っているNPCにも色々な意味でメッセージを込めて作成しました。槍を持っている人や、疲れてしまったお姉さんやら、場違いの人やら……
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「輸入洋酒屋」での場面。 細かすぎる仕込み!!(自己満足?)
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「一本釣りおじさん」での場面。 まさに飼い犬に手を噛まれたというべきか!?
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―― ちょっとまった! なんでアマツにハイドラランサーがいるのさ!? |
ハイドラランサー? なんのことです? アマツのヌシですよ? ちなみに、ここはどのくらいの確率で釣れるべきか、どれくらいで帰るべきか調整に時間がかかりましたよ。あと、9月5日(火)から実装されたメインディッシュの「アマツ大絡繰屋敷」も、今までに無いような楽しみ方ができるようにと、様々な工夫を凝らして作成してみました。知らない人同士が突発的に集まっても、協力してプレイしていただきたいという観点で作成したので、一昨年の『びっくりアトラクション』とはだいぶ趣向が変わったと思います。2週間と長期にわたるイベントでしたが、ご参加いただきありがとうございました!
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―― それでは締めて。 |
(投げっぱなしだな) みなさんは「アマツ納涼泉水祭」は楽しんでいただけましたでしょうか? 私たちは、アップデート、またはイベントという、常に時間が流れているオンラインゲームの世界だからこその「変化」を起こしていますが、その場所には必ず「知らない人同士での突発的コミュニケーション」という楽しむための最高のスパイスがあります。
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「何かいつもと違うことが起こった。」
「とりあえず行ってみよう。」
「知らない人がいっぱいいる。」
「いつもは話しかけるきっかけがないけど、この話なら……」
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昔、知らない人同士で集まり、大挙してプロンテラの北の迷宮の森ダンジョンに何度も挑んでいたことがありました。イベントとしてはすごく単純ではありますが、そこには最高のスパイスがあったからすごく楽しかったのだと思います。その楽しさをもっと多くの方に知って欲しい。常にそう願いつつ、私たちはイベントという「変化」を起こしているのです。
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―― 長いので、後で編集す…… |
(無視) 今後も、今回のようなNPCやダンジョンを利用したイベントやキャストイベントなど、日本オリジナルの要素をより多くの皆様に楽しんでいただけるよう開催していきますので、ぜひイベントを話の種に、色々な方とコミュニケーションを取りながら楽しんでいただければ幸いです。現在開催中のイベント「蜃気楼の塔〜 大いなる遺産への挑戦〜」にも、ぜひ足をお運びください!
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―― モガッ!? ウッ……(ヘッドロックされてノックダウン)
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※イベント制作課C 「アマツ納涼泉水祭」のミニゲームNPCやその他NPCなどの企画・制作を担当。「これはどう見ても絶対笑える!」、「釣れる魚の種類は合計24種類!」、「ようやく自力で40秒以内クリアできた!」、「全部気付かれるかな?」など謎の独り言を言いながらイベントを作成していたという。2004年の「RAGNAROK THE ANIMATION」連動イベント全て担当。毎週の細かなNPCイベントと、噂の「語り部」には相当苦労したとか。その他のガンホーのコンテンツでも様々なイベントを作成。当時から「小さい変化でも、多くのユーザーに楽しんで欲しい」がコンセプト。
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<イベント制作課からのお知らせ>
イベント制作課では、WEBヘルプデスクにて、オンラインイベントに関するご意見・ご要望をお待ちしております。今後のイベントをより良い物にするため、皆様のご協力をよろしくお願いいたします。
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