ストーリー
砂漠の都市モロクに平和が訪れ、いま最も「アツ(くるし)い」神様が目覚めた
魔王モロクの手により一時は壊滅へと追いやられてしまった砂漠の都市モロク。
しかし、人々の努力の甲斐もあって、復活の兆しをみせていました。
そんな砂漠の都市モロクでは、復興の祝いの意味も込めて盛大にお祭りを開催することが決定。久しぶりのお祭りを祝う人々の中には、なんと砂漠の都市モロクの人々が奉っている神“ホルス”の姿がありました。
「モロクがリバイバル、復興を遂げ、我が力もアウェイク、覚醒したぞ!しかし今ひとつ……パゥワー、力が足りない。熱い、ハートがたぎるようなパゥワーが!一体何が足りないのか分からぬ……アンダスタンッッッ!」
悩んだホルスは、知己であるヒノカグツチから聞いた男のことを思い出します。
「そうだ! ヒノカグツチが言っておった男を呼ぼう。その男ならきっと我のハートをサティスファイ、満たしてくれるだろう」
そこで白羽の矢がたったのが、昨年アマツにてヒノカグツチを満足させた五郎でした。
「やれやれ。ヒノカグツチの旦那が落ち着いたと思ったら、今度はホルスの御大かい。まぁ神様の頼みとあらばしょうがない。一肌脱ごうかね」
「おお! それはグッド、助かるぞ!」
「いや、なに。頑張るのは俺じゃなくて、このお祭りにやってくるほかの冒険者たちなんだが……」
「誰でも構わん。我を満足させたものにはグレイス、加護を与えよう!」
かくして、五郎はホルスを満足させるため、冒険者の冒険譚を語り聞かせることになったのです。五郎はホルスを満足させ、お祭りを成功させることができるのでしょうか。