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RJC2014運営チーム座談会ページ

RJCの面白さをもっと伝えたい!

そんな思いから生まれた運営チーム参戦企画。

RJC2014の予選も終了した今、実際に運営チームとしてユーザーの皆さんと戦ってみた結果はどうだったのか?RJCの魅力を感じることができたのか?

今回参加したメンバーが、RJC初参戦の舞台裏を語る!

※スケジュールは、必要に応じて修正・変更する場合があります。

RJC2014運営チームプロフィール

氏名 特徴
栗山知也 「RJC2013」の解説に参加したことが縁で、ガンホーに入社する。対人戦に詳しい。
佐藤求 全国3億人の佐藤さんなど時々よくわからないことを呟くが、スキルなどに関する知識は運営随一。
白川昌平 絆(ディボーション)が切れやすいことでよくネタにされる。
補欠T プレイキャラクターは決まっておらず、あらゆる職業を使いこなす。謎の多い人物。
増子巧 運営チームのブレイン的存在。ワールド対抗戦やRJCなどの企画を担当している。
Rocca 運営チームきっての成長株。その実力は決勝トーナメント選手並みとも言われている。
山本兼寛 経験や知識に裏打ちされた解説が好評で、「山本先生」の愛称で呼ばれている。

9年目にして初の運営チーム参戦

栗山今回のRJC2014では、「RJCの面白さをもっともっと伝えたい!」ということで、初めて運営チームが参戦し、その様子を生放送でお届けするという試みをしました。 予選も終了し、いよいよ5月25日の決勝トーナメントを迎えるにあたって、改めて初挑戦の苦労や、RJCの魅力について語っていただければと思います。

Roccaそもそも、運営チームで参加してみようという話はRWCの時に出たんですよね?

山本RWC2013の壮行会( ※1)の日ですね。会場の準備をしているときに、僕がぼそっと「RJC出たかったのに、社員になって出られない」みたいなことを言ってて…。

栗山知也,増子巧

左:栗山知也 / 右:増子巧

増子で、私と栗山さんで前々から、RJCに運営として出たいよねと言ってましたので、その場でRoccaさんに話したらかなり乗り気。BOSS(飯野本部長)からもOKが出たので、じゃあRWCからやってみる?という経緯でしたね。

白川RWC2013の日本代表選手に国際試合の経験がなかったから、とにかく私たち素人相手であっても、練習の場数を踏んでもらって、強くなってほしいという理由もありましたね。

Roccaその流れで12月の生放送特番で運営チームとの対戦企画を実施して、1月からRJC2014予選に向けての新番組がスタート、私たちが毎週ユーザーの皆さんと対戦するという企画になりました。

※1 2013年10月14日にRWC2013出場ギルドやRWC2012優勝ギルドを招き、出場する各ギルドを激励する壮行会が行われた。

見るとやるでは大違い!?「RJC初めて組」の本音

栗山ちなみに、ガンホーに入社する前にRJCに参加したことある人っていますか?

増子・山本・栗山
はーい(挙手)。

白川おおーだいたい半分ですね。

栗山じゃあ、RJCやったことないメンバーに、初参戦の感想を聞いていきましょう。

補欠T今までRJCを観戦してたときは、モニターも3画面ありますし、画面を見て「こうしたらいいのに」とか客観的に見れていたんですが、いざ自分でやってみると情報量が多くて、自分か敵しか見れないのにびっくりしました。

佐藤求

佐藤求

増子そうなんです。だからみんな、動画撮影して反省会やるんですよ。

栗山やっぱり練習量によって視野が広がりますよね。やればやるだけ見えてくる。

補欠Tあと私は補欠だったので、毎回使う職が違って大変でした。

栗山いや、それは補欠Tさんならきっとできる!と思って(笑)。万能選手でした。

佐藤私は攻城戦をやっていたので対人戦の経験はあるんですが、7対7は初めてで。展開がスゴイ早くて、何やればいいんだろうって戸惑いました。だんだん慣れて動けるようになるのが面白かったです。ただ、支援だったので敵のことは全然見れてないですけど(笑)。

白川今回は凍結解除が難しくなかった?

佐藤難しいですね。凍結したって言ってくれるのが助かりました。狩りの支援だと、敵が使うスキルが限られていますが、RJCだとたくさんあるのが厳しくて…特にホワイトインプリズン(以下、インプリ)。

山本インプリにかかってる時、その単語が出てこなくて「動けない!動けない!」って叫んでたかも。

栗山でも、声を出すのは大事ですよ。何も言わずに戦場から消えるとその試合は終わるって感じです。

白川私の場合、攻城戦を3次職実装前までやっていて、ゆっくり陣を押し上げていく戦術が主流のワールドだったので、同じような感じなのかなーと思っていたら全然違いました。それに、ラグナロクオンラインの長いプレイ歴で初めて壁役をやることになったし。

栗山いや、ロイヤルガードは攻撃もできます。

白川そういう無茶を王者( ※2)は言うわけですよ。「回復しながらピンポン(ロイヤルガードのスキル「ピンポイントアタック」のこと)してください」って言われて、RJC初心者にできるわけないだろう!と。

増子でも、白川さんだんだん良くなりましたよ。

白川ロイヤルガードが倒れなかったらなんとかなるので、責任感がすごいありましたね。

補欠T一度ロイヤルガードもやらせてもらいましたけど、負けたときの「お前のせいだ感」が強かったです。

白川でもおかげさまで、通常ワールドのプレイでも、ソードマン系が使えるようになってきました。モンスターって弱いね!

Rocca私も攻城戦はやってるんですが、プレイヤースキルは皆無で。後ろでブラギの詩(以下、ブラギ)ならできるかなあ~くらいで始めました。皆に比べると簡単な職だったのかな、と思います。

栗山とは言いますが、Roccaさんはやるべきことの優先順位がきっちり守れてました。おそらく普通に決勝トーナメントに出られるくらい強くなりましたよ。

増子最初はブラギだけだったのに、だんだんスキルが増えてきて。

佐藤状態異常撒いたりとか。

栗山自分から、ブラギ切れるから集まってくださいって言える人は少ないんですけど、ちゃんと言ってくれるんですよね。よくできてるというか、むしろ何でこんなできたんだろう、と(笑)。

Rocca何かひどいこと言われた気もしますが…初心者でも上達する!ということで(笑)。とにかく楽しかったです。こんな楽しいことを、どうして今まで誰も教えてくれなかったの!?って。個人的には、大会に出たかったですね。

増子それはわかります。僕も入社する時RJCに出られなくなるのが嫌で、ちょっと迷いました。思わず面接でRoccaさんに「RJC出られるんですか」って聞いちゃいましたよね?

Roccaはい、聞かれました。

白川山本さんも確か入社して…

山本僕は入社してもRJCに出られると思ってたんですよ。

白川「これって出場していいんですか」「ダメに決まってんじゃん」って(笑)。

山本まじかよーってのがありましたね。

※2 運営チーム「栗山知也」の愛称。RJC・RWCでの優勝経験を持つことから生放送「えふくまようこの週刊らぐとも」で名付けられた。

初挑戦から学んだこと

栗山対戦については色々と試行錯誤だったと思いますが、どうでしたか。

山本とにかくビビるのがダメだとわかりました。後ろついてきてるかな、大丈夫かな、とか思ってると“つぶれたアンパン”( ※3)になったので、これはもう行くしかないと開き直りました。状態異常は食らって当たり前、でも佐藤さんが直してくれるはず、って信じて進む。

佐藤かかってから直すんじゃなくて、かかってるはずだから、でやりますね。

増子絆というか、信頼が大事ですね、修羅もそうなんですが、残影で前に行くとディスペルされるので後ろに下がる。そうしたらディボーションが来るはずなので、かかったかどうか確認しないまま前に行く。まあ、かかってないとそのまま倒されるんですが(笑)。

山本兼寛

山本兼寛

白川修羅が後ろに来たとき、ディボーションかけ直さなきゃ…あああ俺インプリで動けない!だめー前行っちゃだめー!ということもありましたね。失敗パターンで。

山本結局みんな、ニワカというかRJC初心者だから、やってくれてる前提で物事を進めないとお話にならないということがわかりました。

Roccaそれが本当にできた時は勝てるし、できてないと負けるだけです。

栗山やるべきことがわかってるチームは強いんですよ。ちゃんと圧力をかけることができるかどうか。一回「10second」さんに勝てたのも、きっと奇跡的に全部徹底できた試合だったんでしょうね。


※3 前衛や中衛が尻込み、後衛の位置まで下がっている状態。運営チーム内ではその状態をつぶれたアンパンと呼んでいた。

決勝トーナメントはここに注目!

栗山これから決勝トーナメントがありますが、自分たちがやってきた視点から、どういうところを見たら楽しいかというのがあれば…。

白川チーム同士が声出して連携しているか、というのはオフラインの会場でないと見えない部分なので、ぜひ見てほしいですね。

増子個人的には、ソーサラーとロイヤルガードが見どころだと思うんです。一番重要な職業って言われるじゃないですか。

白川ロイヤルガードを使わせてもらった側からすると、まず攻撃ができてるロイヤルガードは最上級です。

補欠T攻撃していれば最上級!?

白川昌平

白川昌平

白川いや、だって攻撃する余裕があるってすごいんですよ。生き残らなきゃいけない職で、その動作もしながら攻撃できてるんだから、最上級じゃないですか。

増子その視点は面白いかもしれないですね。

栗山あと、同職つながりってありますよね。自分がやっている職業は注目しちゃう。

Roccaそれは見ますよね。

補欠T自分のやっている職業をしっかり見てください、と。

増子ワンダラーとかだったらどうするんですか(笑)。

白川まあ、演奏系とか、型が近い職業を見てもらうと面白いと思います。

結局、RJCの面白さって?

栗山では最後に、今回参加して感じたRJCの面白さをまとめていただければと…。

増子通常ワールドにはない別コンテンツという感じでしょうか。7人集めなきゃいけない大変ささえクリアできれば、それ以上の楽しさが待ってるかな、と。

Roccaテンポ的にも、プレイヤースキルが上がっていく面白さも、格闘ゲームに近いものを感じましたね。

山本コンボの取りこぼしがあるかないか、みたいな。

白川その組み合わせから、戦術要素やチームとしての戦い方が入ってきて。団体格闘ゲームって感じですね。

補欠T

補欠T

佐藤同条件であるところも嬉しいなあと。回復剤とか使い放題ですし。

RoccaRJCワールドの皆さんが、すごく親切だったのも楽しかったです。私は元「the Scarlet Luna」(RJC2009準優勝)のメンバーの方から、演奏のコツを教えていただきました。

白川皆さん、初心者が入っても丁寧に教えてくれて、お互い強くなっていこうよっていう過程を楽しんでいるのかなというのがありました。

栗山決勝トーナメント出場ギルドへのインタビューでも言われたのですが、今回は強くなった人が多かった、と。確かに参加のハードルはちょっと高く感じると思うんですが…本当に、1回やってみてほしい!と思います。

山本今度は運営チームとしてひとつではなくて、各自でユーザーの皆さんと一緒にやってみたいですね。

補欠Tあ、それいいですね、やってみたい。

Rocca例えば、王者が入った「うさぎとかめ」さんVS私の入った「10second」さんで戦う、という感じですね?

増子色々な形で今後も、RJCに挑戦してくれる人が増えるようなことをやっていきたいですね。

栗山これからも、皆さんに「見る楽しさ」だけでなく「プレイする楽しさ」も体験できるイベントをお届けしていきますが、まずは決勝トーナメント間近のRJC2014を楽しんでいただけるとうれしいです。

Rocca実は、ユーザーの皆さんと一緒にRJCルールで戦えるという「スペシャルマッチ」を、ガンホーフェスティバル会場で企画しています。3人以上集まればエントリー可能!足りないメンバーは私たち運営チームが入って7人チームにさせていただきますので、どうそお気軽にご参加ください。予選敗退してしまったギルドさんや、せっかくだから挑戦してみようかなという方にも、オフライン会場での戦いを体験していただきたいですね。

栗山それでは皆さん、ぜひ「ガンホーフェスティバル」でお会いしましょう!