ラグナロクオンラインロゴ

呪いの剣士

ストーリー

冒険者が「時の通路」で出会ったのは、記憶をなくしたひとりの剣士であった。 彼のそばにあるのは、 動かなくなってずいぶん経っているであろう「次元移動機」。 壊れているハズのそれは、冒険者が近づくと音を立てて動きだした。 「この次元移動機の先が、私の記憶を取り戻す手掛かりになるかもしれない」 剣士はそう言って、冒険者に助力を求める。 この剣士の助けになるなら……そう思った冒険者が「次元移動機」に飛び込んだ先は、とある王宮内であった。 これが剣士の記憶……。 王宮を見渡す冒険者に、突如鋭い視線が突き刺さる。 気配を感じる場所に振り返ると、 そこにはどこかで見たような黒づくめの男――サクライが立っていた。 サクライは禍々しいオーラを放ちながら告げる。 「お前がこいつらに干渉することは出来ない。そこでこのバカな男の顛末を見届けるといい」 サクライと記憶をなくした剣士の関係とは。 悲しくも切ない剣士の過去、冒険者はその真相を目の当たりにする。

登場人物

サクライ

「そこでこのバカな男の顛末を見届けるといい」

全身黒づくめの剣士。とある理由から契約を交わした魔剣「タルタノス」の意志に従い、強者を探し求めている。度々その強大な力でロキやケイオス、12ヴァルキリーのサラの前に立ちはだかる。以前はとても真っ直ぐで勇敢な剣士であったようだが、彼に何があったのか……。

タルタノス

「蜜をたっぷり吸い込んだ頃にまた会おうじゃないか」

強者の血を欲している魔剣。心を闇に飲み込まれかけたサクライに目をつけ、契約を交わす。多くの血を取り込むためサクライに命じ、さまざまな土地、人々を襲わせる。