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ベインス

ベインス

峡谷の街「ベインス」

ベインスは峡谷と崖の間に作られた街だ。 峡谷の壁を削り、穴を掘り、橋で繋がっている家々は、一見、岩に付いているフジツボや、蜂の巣の様にも見える。 このような場所に街が作られたのは、熱い太陽の日差しと、息詰まる砂漠の嵐を避けるという、先住民が持っていた知恵の産物だ。

ベインス

豊富な鉱石「メタリウム」

砂と太陽か、それとも街の近くにある火山による仕業かはわからないが、ベインスは昔から奇妙な鉱石が取れる事で有名だった。
その中でも一番多く取れる鉱物、「メタリウム」はまるで甲虫の様に黒く、光が当たるとオパールの様な巧妙な色彩を放つ綺麗な鉱石だった。
先住民は、これを幸運のシンボルとし、加工した飾り物を作り、商人達に売る事で生活をしていた。
「メタリウム」が金になるという事が知れ渡ると、多くの人々がベインスに集まった。
都市を目指していた若者達は戻り、街の周辺で遊牧をしていた遊牧民達は街に住むようになった。
そして、このベインスに立ち寄っていく旅人もどんどん増え始めた。

アルナベルツ第2の都市「ベインス」の誕生

人が増え始めると、旅館が立ち、市場は賑わい、ただの村だったベインスはいつの間にか広大な街へと変貌していた。
街の規模が大きくなり、資本が集まると同時に、セスルムニル神殿はベインスをアルナベルツの第2の都市として認め、治安を維持するために執政官を派遣した。
蜂の巣の様に複雑に絡み合う街、眩しい日差しと砂の間に風が走る所。一攫千金を狙う旅人が故郷を夢見る都市、そこがアルナベルツ第2の都市、「ベインス」だ。

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